Adobe CC の単体プラン・コンプリートプラン切り替え時の注意点

2025-08-09PC 関連

筆者は Adobe ソフトを継続して使用しています。しかし、Adobe Creative Cloud (以降 Adobe CC) の価格は 定価で月 6248 円(税込) (2021年11月現在) とかなり高額です。そのため、いつもは公式より安く購入できる Amazon で 1 年分のオンラインコードを購入しています。

定価は 65097 円 (月 5500 円くらい) ですが、Amazon は 1 年に数回セールをやりますため、この価格より安く買うことができたりします。

この度は運良く 35 % OFF で購入できました

しかしながら、セールのタイミングがわかるはずもなく、昨年はセールに恵まれず、 Illustrator CC の単体プランを契約してました。一昨年はコンプリートプラン、昨年は単体プラン、そして今年は再びコンプリートプラン、このようにプランを変更する際の 有効期限 について注意点がありましたのでご紹介します。

筆者の Adobe CC 購入履歴

プラン変更なしの場合

プランを変更せず 1 年分のオンラインコードを使って有効期限のみを更新する場合、いつ更新手続きをしても すでにある有効期限にぴったり 1 年プラス されます。12月31日が期限だとして、その日に更新手続きしないと損があるわけでもなく、12 月が更新月となるわけでもありません。1 年以内の好きなタイミングで更新できますので、Amazon のセールを待って購入、そのまま更新ということが可能なのです。ただし、オンラインコードは購入から 1 ヶ月以内に更新手続きをする必要がある点は注意です。

プラン変更ありの場合

問題のプラン変更がある場合です。結論から申しますと、違うプランとして扱われます。その結果、有効期限が 1 年プラスされるのではなく、並行して 2 つのプランを契約していることになります。そのため、有効期限ギリギリに更新しなければ、契約の一部が重複してしまいます。

筆者の場合を例に紹介します。以下に示すように、2021年10月27日が有効期限の Illustrator CC 単体プランを契約していました。

Adobe のユーザーページ。契約中のプランを確認できます。

ここに、コンプリートプラン のオンラインコードを有効にします。すると、以下のようになります。

単体プランとコンプリートプランが並行して契約されています

オンラインコードを有効にしたのが 2021年10月27日ですので、コンプリートプランの有効期限はその 1 年後になっています。対して、Illustrator CC の有効期限はそのままであることがわかります。この場合、27 日のみ Illustrator CC を 重複して契約していることになります。試しにクラウドストレージの容量を確認すると、

単体プラン(100GB) + コンプリートプラン(100GB)になっている

200 GB になっていました。これは、単体プラン(100GB) + コンプリートプラン(100GB) = 200 GB ということです。やはり並行して契約していることになっていました。

ちなみに、コンプリートプランから単体プランへ移行する場合でも同様のことが起こります。以下は、1 年前のスクリーンショットです。

コンプリートプランから単体プランでも同様でした

インターフェースが変わっていますが、同じく単体プラン(Illustrator CC) とコンプリートプランが並行して契約されています。

まとめ

Adobe CC を Amazon のオンラインコードで利用している場合、同じプランを使い続ける限り、更新日時は自由に選べるのでした。対してプラン変更を伴う場合、それは更新ではなく別プランの新規契約であるという扱いでした。そのため、前の契約の有効期限ギリギリにオンラインコードを有効にしなければ、重複する期間ができてしまいます。やや面倒なことではありますが、注意したいものです。

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Posted by はるかみ