ColorfulBox のメールのバックアップ

2024-12-14WEB ページ作成

WEB ページを開設して 1 ヶ月が経過しようとしています。ColorfulBox の 30 日のお試し期間中に色々と試し、メール機能についてふと疑問に思ったことがありましたので、それをまとめました。

メールのバックアップ

ColorfulBox には自動バックアップ機能があり、14 日分のデータを毎日自動でバックアップしてくれています。そこで 1 つ疑問が生まれます。メールのメッセージや添付ファイルはバックアップされているのか? レンタルサーバが行うバックアップには以下のような種類があるそうです。

次に、バックアップしてくれるデータが何処までかを確認する必要があります。

・Webデータのみバックアップ

・Webデータ+データベース

・Webデータ+データベース+メールデータ

など様々です。

3.バックアップ-ネットビジネスにおいて死活問題に繋がるデータのバックアップ方法は?
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メールは電話と違い記録が残ることに価値があります。いただいたお問い合わせに対して「消えちゃいました。」では示しがつきません。メールデータのバックアップは必要です。

しかし、ColorfulBox のヘルプページ を確認してもメールデータのバックアップについての言及は見当たりませんでした。1 つ上のクラスのレンタルサーバではありますが、 ConoHa WING はメールデータも無料でバックアップ・リストア可能だそうです。ColorfulBox にはメールデータのバックアップ機能はないのでしょうか。

ColorfulBox のメールバックアップ

結論から申しますと、あります。ただし、条件付きです。

ColorfulBox で実装されているメールデータのバックアップはファイルとしてのバックアップであり、メールアドレスごとに 1 つのファイルとしてまとった所謂 mbox ファイルのような形式では保存されていません。具体的には、ホームディレクトリにある “mail" フォルダが Web サイト同様にフォルダまるごとバックアップされています。そのため、 バックアップした mail フォルダをリストアして ColofulBox のメールクライアントから確認することはできますが、それを別のメールクライアントへインポートすることはできません。(個々のメッセージであれば、roundcube で .eml 形式をエクスポートすることができるので、Thunderbird などのメールクライアントで開くことが可能です。)

mail フォルダの存在は、ファイルマネージャーから確認できます。
ColorfulBox で使用できる roundcube でエクスポートすると、.eml 形式でメッセージを保存できます。

メール転送によるバックアップの補助

デフォルトのままですと、上記の通りせっかく mail フォルダがバックアップしてあっても、ColorfulBox の機能上にあるメールクライアントでなければ開くことができず、レンタルサーバを移転する際などにメールデータが移行できない可能性があります。

これを回避するため、メール転送と Gmail を使って対策しました。

具体的には、ColorfulBox 上で操作するメールを全て Gmail で作成した別のメールアドレスに転送してしまうことで、メールデータの汎用性を高めようというものです。概念図は以下の通りです。

よもぎの社のお問い合わせメールアドレスの送受信メッセージを全て自動で G-mail にコピーします。

お問い合わせ元のアドレスを xx@yy.com、お問い合わせ先となるアドレスを aa@yomogiori.org、バックアップ先の Gmail のアドレスを uu@gmail.com、とします。ここの目的は、よもぎの社(aa@yomogiori.org)が送受信したメールを全てバックアップ先(uu@gmail.com)へコピーすることです。

まず受信ですが、お問い合わせ元(xx@yy.com)から受信したメールを ColorfulBox のフォワーダー機能を使ってバックアップ先に転送します。(赤矢印のフロー)

次に送信ですが、よもぎの社のお問い合わせ先(aa@yomogiori.org)からお問い合わせ元(xx@yy.com)に返信する際に、バックアップ先を Bcc に加えることで、送信したメールをバックアップ先にも受信させます。(青矢印のフロー) ColorfulBox 標準のメールクライアントである roundcube と horde では自動で Bcc にアドレスを追加することが出来ないので、Outlook や Thunderbird などのメールクライアントを別途用いるのが適切と思います。

この時注意すべき点は、バックアップ先の Gmail のアドレスからメールを送信しないことです。メールの送受信はあくまでもお問い合わせ先のアドレスから全て行います。お問い合わせ元からは Gmail のアドレスは見えていないため「見たことのないフリーのアドレスからメールが来た。ウイルス?」と誤解を招きますし、メールの対応関係も非常に分かりにくいものになるからです。

あとは、レンタルサーバを変更しても必ずこの Gmail のアドレスに送受信したメールを全て転送するように設定することで、あたかもメールサーバは変更していないかのように扱うことができるという算段です。

フォワーダー機能は ColorfulBox の標準機能です。

謝辞

当記事作成にあたり、メールデータのバックアップについて ColorfulBox 様へお問い合わせを行い、ご回答いただきました。末尾にて感謝申し上げます。